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one day roll

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駄菓子屋さんと、さとこのコロッケ

続きがあったのをすっかり忘れていたー。

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すっごい駄菓子屋さんがあったんです。
今でさえこんなにわくわくするんです、
あーー子供の頃ここに来たかった!

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とにかく圧巻の品ぞろえ。
子どもたち、好きなの選んでいいよって言われて夢中。(そりゃそうだ)

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な、、、なつかしい(涙  笑

ちゃんと書けるんですよ、先っぽがクーピーみたいになってて。
確かに小さい頃、お菓子を食べながらお絵描きとかよくしましたね。

だからって、ペンにチョコを詰めよう、っていうその発想、、、
なんてすばらしいんですか!

これ買いました。

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しばらくしてから、店主(らしき)おじいちゃんが出てきました。
明らかに今、昼寝から目覚めたって感じがすごく良かったです。

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このおじいちゃん、すごくお喋り好きみたいで、面白いです。


途中で話を切り上げたいイモウトが
「へ~」と適当に相槌を打ったら、

「へー、じゃない!!」と一喝されてて お姉ちゃん吹き出しました。爆笑

それで思い出した。
駄菓子屋のおじちゃんって、怒ると怖い、みたいなイメージがあったなぁ。

私は子供の頃、小学校のまんまえにある駄菓子屋さんが大好きで、母からなんとかして百円玉をもらっては、自転車で通いました。
そこは文房具や絵の具や墨汁、なわとびなんかも置いてあって、今思えばほんとうにお世話になった。

100円があれば、
楊枝に刺さったきなこもち、うまい棒、チョコリング、糸引き飴やニンジンが買えたし、暑い日にはアイスキャンディまで食べることが出来た。(30円)

私は中でもきな粉もちが大好きだったので、きな粉に埋もれるなかから選んだそれの、楊枝の先っぽに赤い当たりの印が見えると飛び上がって喜んだ。
イモウトは私とはすこし好みが違って、サラミや都昆布に夢中だった。

今日はヨーグルを食べようか?棒状のゼリーは何色にしようか?串に刺さったイカは10円の白いのにするか、20円のタレがついたのにしようか。

どれもこれも文字通りの夢の味で、私たちはいかに好きなものを組み合わせてピッタリ100円の合計にするかを、なんどもなんども店の中を移動しながら考えた。
そこには、あまり時間がかかると「早くしろ」と声をかけてきたり、お菓子を必要以上にいじると一喝してくれる店主のおじちゃんがいて、私たちは顔色をうかがいながら振舞ったように思う。

たぶんそこで、算数で習った簡単な暗算を実践していたし、
怒ると怖いおじちゃんがいたから、怒らせないように、、と気を遣うことで、いつのまにか、よそでのマナーを学ぶことになった気がする。

そうかー。駄菓子屋さんってあの頃の子供にとっての、小さな社会だったんだな。
怒ると怖いおじちゃん、ありがとう。
ありがとうセイブンドウ。なんてことを想いつつ

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ナオロ、、あ、

っていう二度見。(なにが



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ちなみに「お菓子の栗原」さんという名の駄菓子屋さんでした。
また行きたいです。


それにしても、あちこちにガンダムを見かけました。


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駅前にもガンダムがどどーん、と。

なんでここにガンダム??と気になって

娘が駐在さんに「どうしてガンダムがあるんですか?」と質問しました。

すると若い駐在さん

「、、、なんでだろうね、、、」と首をかしげるというまさかの回答。

駐在さんよ。
職場の目の前にガンダムがいることを、不思議に思ったことがないのですか。
彼にとっては景色なのか。まぁいいけども、、、(いいんか)


その後「メンチカツがどうしても食べたい!」とイモウトが言うので、
吉祥寺へ移動。


「食べたいったら食べたいの!」
「サトウのメンチが!」


私&娘&姪っ子「・・・・・。」


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ということで吉祥寺の商店街をぶらつきましたが、
週末ということもあってか、サトウさんのメンチカツは長蛇の列!
やーびっくりした。

メンチカツが食べたいったら食べたいの!って人たちがこんなにもたくさんいるなんて。(コラ


一度はあきらめてしょんぼりと通り過ぎたのですが
子どもたちが雑貨やさんでお土産を選んでいる間に

イモウト
「やっぱりもう一回行ってみる!」と子供たちを置いて戻って行ってしまった。

(どんな情熱なん)



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すぐに帰ってきたから驚いたら

メンチカツだけが行列していて、ほかの商品はすぐに買えたということ。
なので さとこさん妥協のサトウの「コロッケ」


「コロッケもおいしいや」
「やっぱり諦めずに行って良かった」
「平日に行かないとだめって学んだわ」

と、満足そうなイモウトでよかったです。



メンチカツって、妹にとっての社会なのだ、きっと。





(ハァ?


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さとう
お菓子の栗原



by naoroll | 2018-02-05 10:09 | 東京
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