最近、イモウトがカフェやイベントに興味津々、目をギラギラと光らせて色々調べまくっております。
あっちにもこっちにも行く気満々、やる気満々、頭からっぽなんです。
そうなってくると私はなーんも調べません。楽っちゃ楽です。
そんなイモウトから
「佐野に行こう!」と誘われて、行ってきました。
佐野市 「セーフティーショップ まなべ」さんへ。
こちらは、自然食品の専門店でして、品揃えが素晴らしかったです。
あー もうちょっと時間をかけて見たかったんですが、あまり時間がなかったこともあって、菜種油だけ買っておしまい。
今度またお邪魔します。
そんな まなべさんで「まなべ市」なるイベントがあり、イモウトがずっと食べたい食べたい!騒いでいた
「
お米ぱん 八」さんの出店があったのです。
世田谷パン祭りにも出店していたすごいパン屋さんなので、私も是非食べてみたかったー!
イモウトでかした!よくぞ情報をキャッチしたね?よーしよしよし。
私たちが行ったときは八さんらしき女性はいらっしゃいませんでしたが、パンの説明はしっかり聞いて、何種類か買ってきました。
食パン 1.5斤
持ってみると、ずっしりと、すっごく重たい!
これはー!と思わずスケールに乗せてみましたところ
600グラム超え!ずっしりです。
普通の食パンの二倍以上の重さがあるんじゃないかな。
綺麗な焼き色。
「栃木県産EM農法の米粉」を100パーセント使用し、自家製米こうじ酵母、逆浸透膜水を使用して作られているそうです。ああ~アレね。そっちね。
なにがすごいって、一般的なパン屋さんで売られている米粉のパンは、ふんわり焼き上げるために、たいてい「小麦たんぱく (水と合わさってグルテンとなる)」を添加しています。
米粉のパンにも小麦が入っているというわけ。
でも、八さんのパンは100パーセント米粉!
小麦アレルギーの方でも安心して召し上がれます。
米粉だけで作られたパン、どんな味なんだろう!とカットしてみると
パンを切ったって感じの手ごたえじゃないです。
餅!餅を切ったような
ナイフにもこんな風に、餅状のものが付着。
ちょっと奥さん、見てよこのクラム。
ぺとぺと感、わかりますか?
今まで数えきれないほどたくさんのパンをカットし続けてきたきた私ですが(大袈裟)、こんなパンは私、初めて…。
ていうか、カットしたときに手に残る感触が、パンって感じじゃないんです。
目をつぶって切ったら、自分が何を切ったのか?当てられる自信がないっ!どうしよう!その前に目をつぶっていたら危ないよ!
買った翌日でしたので、しっかりトーストしていただきましたが
耳部分がガリガリ。
噛みしめると…なんていうか、ごろんと寝転がってテレビ観たくなるような… そう!まるでおせんべいみたい!(なんていうレポだ)
クラムはもちもちどころの騒ぎじゃないんです。
超!餅餅!!
う、うま~い、なにこれ~っ。
噛みしめると、お米の甘さがじんわり。
なんだーこの「パン」はっ!
もう一種。
ミニキューブ型の、黒豆入りです。
「無肥料栽培黒豆」との表記。
こだわりが感じられます。
んでカットする
さきほどの食パンよりも、さらに水分が多い。
餅度、高し!
ご飯じゃない。餅そのものでもない。大福みたいなものでもない。
カリッとした薄焼き煎餅に、お餅がつつまれている感じの、「パン」です。(私的に)
黒豆が変に味付けされていないから、しっかり豆の味を楽しめます。
お米の甘みもじわじわ追いかけてきます。
う、うま~!
私は小麦のアレルギーでもないし
「お米の消費量をあげるために米粉のパンを作ろう」みたいな考え方も、う~ん?とちょっとわかりません。
だって、お米はお米として食べないと、日本食が滅びちゃうじゃない?
お米はやっぱり、お味噌汁と、お漬物と、ほかほかのご飯にして食べるのが一番。
って、パンばっかり食べてる私が言っても説得力ゼロなんですけど。
でもそんな難しいことは遠くの方においとこう。
おいといても、
「お米ぱん八」さん。
ここんちの、お米のパンは、美味しい。
食べ終わって あとで思い出して
なんか面白いパンだったな。って改めて思いつつ、
また食べたいなぁ
って。
ハッ! そうかこれが 「癖になる」ってやつね。
あとでお店にも行ってみたいな。