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one day roll

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蓮見商店なう その8

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年末年始やお祝いごと、ちょっとしたご挨拶としてお配りする、この名入れタオル。
どちらのご家庭にも、必ずあるのではないかな、と思います。

なにかと便利なタオルなのですが、そもそもなぜ、タオルを贈る習慣ができたのか知ってますか?



そもそもの始まりは、江戸時代。
歌舞伎役者が考案したデザインや家紋を染めた 手ぬぐいを贔屓筋に配ったのが始まりだそうです。

生活に欠かせない日用品を贈る、という実用的かつ便利な習慣としての、手ぬぐい。
昭和40年ごろまでは 手ぬぐいが贈答品としてメジャーだったようですが、いつしかタオルに変わり、現代にいたる、というわけです。




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何故 手ぬぐいの話をしているのか、というと。



蓮見商店の倉庫なう、です(・∀・)


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これは、お茶っぱを入れるための木箱です。
昔、蓮見商店でお茶の量り売りをしていた時代があったようで、その名残で、こんな箱が倉庫にどっさりあるのです。

その埃をかぶった木箱を恐る恐る開けてみたら…
(ていうかね、本当に物凄い勇気がいるのですよ。生き物系がどわー!っと出てきたらどうしよう、とか無駄な想像力が恐怖心を増します)

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「名入れ手ぬぐい」をどっさり発見!!

はじめは、なんだこりゃ?という感じでゴミだと思ったのですが…(すいません)

一枚一枚開けてみると、そのデザインの多様さにびっくり。感動。
今使われている「名入れタオル」はたいてい真っ白で、端っこに名前がプリントされただけのシンプルなものが多いですが

手ぬぐいってすごい。
そこに「個性」がありました。





そんな昭和30年から40年ころ(おそらく)の手ぬぐいたちを、一部、ご紹介します(´∀`)
当時、蓮見商店となんらかのお付き合いがあったであろう問屋さんやお店屋さんのものだと思います。
(電話番号等、一部修正してます)

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小林菓子屋さん。
板倉郵便局近くのお菓子屋さんです。
私はここで売ってる「落ち葉かりんとう」が大好きなんだなー!

ひょうたんに「慶忌用折詰調製」とあります。


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残念ながら今ではお店を閉めてしまいましたが、近所のお魚屋さん。
いきのいい鯛、波。

ここのお刺身はほんとうに美味しかった。


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砂糖、茶、水飴。
巴屋さん。どちらのお店なんだろうか。


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自転車屋さんですね。
「か る く て 丈 夫 な」 自転車を販売していたんですね。
なんだかカッコいいデザインだなぁ


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葛生の…灰瓦業?
「石」という漢字が並ぶ。

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なんか可愛いブタさん。
ソースにしょうゆ。調味料やさん?


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これなんか好きだなぁ
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荻野畜産さん?
ブタが大胆に描かれてますけど、このリアルな表情がたまりません。
今だったら…もっともっと可愛らしく描いちゃうんじゃないかなぁと思います。


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その年のカレンダーがプリントされたのもありました。
「エサ は ヒノマル」

家畜の飼料を扱っていたのでしょうね。

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青果やさん、だとわかると オレンジモチーフに見えてきます。


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さて、このへんで真打登場。

板倉町が誇る

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原田製麺さん(人´∀`)


二種類ありました。

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二色使いがモダンですよ。

もう一種は
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浅間うどん??
きぬこがねじゃないのね?(笑)
原田製麺のKちゃーん! これ見たことあった??


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そして、蓮見商店のはというと(ちゃんとありました!)

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蓮見喜作ってのはオットのおじいちゃんの名前。
これ、大事にとっておこうと思います。


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他にも

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これはもう見つけた瞬間、この方に差し上げよう、と思った(笑)
保存状態が悪かったため シミだらけですが… (´・ω・`)

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こんなのも、ありました。

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東京電力。
洗濯機? が描かれてますが


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「電気器具はコンセントから使いましょう」と書いてある。


他にどこから使えるんだ?
このメッセージにものすごく時代を感じました(笑)





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まだまだたくさんありますが、とりあえずこの辺で。

一枚一枚ひろげて見ていて、活気のある商店街が浮かんでくるような、そんなイメージがひろがりました。

とても古いものだけど、なんだかすごく新しいような。
「懐かしい」って思う方もたくさんいることでしょう。


しみだらけで、しわだらけで、状態はわるいですが、
大切に取っておこうと思います。





蓮見商店の倉庫…
面白い!(怖いけど)





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by naoroll | 2012-07-24 09:00 | 蓮見商店 | Comments(2)
Commented by ざまやん at 2012-07-24 12:33 x
先日はありがとうございましたのざまやんです。

すてきですよねー。手ぬぐい大好き。
先日も「よきこときく」の手ぬぐいを買ってしまったばかりです。
(尾上菊五郎のファンではありません)
かまわぬとかも大好き。
今日はやってませんが、ペットボトルにうまいこと巻きつけると
結露しないので滑らず、水滴も気にすることなくデスクに置けます。

というか。茶箱!嬉しいですねえ。日本茶贔屓としては。
昔から御着物を入れておくのにいいとされてて
今なかなかないんですよー。大きな茶箱。
お茶屋さんとかにも買いに来る方いらっしゃるそうで
ウチの知り合いのお茶屋さんでは「茶箱お譲りします」というのを
見えるところに書いてる方もいるようです。
高いんですよー。意外と。ただの箱のくせに。

最近の手ぬぐいやさんでは扱いやすいように
4ツ切とか6ツ切とかあって、ハンカチのようにつかえるものもあるようです。
汗を吸い取るならタオルハンカチですが
ポケットが膨らまないようになら小さい手ぬぐいの方が断然お洒落。

いろいろかんがえますなあと思う汗の止まらない今日この頃。
Commented by naoroll at 2012-07-24 21:35
ざまやん様


コメントありがとうございます(待ってました!笑)
こちらこそ先日はありがとうございました。
このことはまたの機会に。


最後の一行にヤラレましたです。
もうね、当方ざまやんさんが好きすぎる今日この頃ですよ。

さて、茶箱ですが、なるほど…着物の保存にいいのですか。
ほんと「ただの箱のくせに」 木でできてると思ったら、内側にアルミ?が貼られていて、
「捨てにくい…」と途方にくれました。

しかし倉庫内にわんさかあるので、そのまま横にして収納棚みたいに使ってしまってます。
とにかく埃にまみれた状態なので、着物いれたりは出来なさそう(´・ω・`)


一方ではゴミでも、一方ではお宝だったり、ほんと面白いですね。
マニアなお方が見たら、うちの倉庫はきっとお宝だらけです(笑)
ただ、倉庫内は夏は死ねるくらい暑くて、入るのに勇気がいります。

かまわぬは知ってましたが、よきこときく、はググりましたですよー!
なるほどなるほどー!素敵ですなぁ

善きこと聞きました(ニヤリ

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