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one day roll

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チョコプレートと美味しい記憶。

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絵本「どうぞのいす」より、うさぎさんと うさぎさんのつくったいす のセット。

×2。




こちらもやはり、ブログを見てくれた友達からの注文でした。


幼稚園の発表会で、彼女の娘ちゃんは、このうさぎちゃん役。
とっても可愛かったー!


発表会は無事終わり、その後のひな祭りで ママ(友達)が手作りしたケーキの上に、このチョコを飾ってくれたのです。










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私が小学生だったころ、学校から帰ると、母の手作りしたケーキが用意されていたことがありました。





その日はバレンタイン。


チョコレートは買い忘れたけれど、たまたま生クリームがあったから。



気まぐれな性格の母の、思いつきから生まれたイチゴのケーキは、スポンジがとても固く、フォークがなかなか入っていかないような、失敗作でした。



私の母親は美容師で、自宅で小さな美容室をもち仕事をしています。


今でこそすっかり暇もでき、のんびりペースで仕事していますが、私が小学校高学年だったその頃は、とにかく母は忙しかった。


家事はもちろん後回し、父と妹と、何度もホカ弁を食べました(笑)




このケーキ固いねー
と言うと母は、

ちょうど卵を泡立てていたときにお客さんが来ちゃったから、そのままにしていたら、膨らまなくなっちゃった



と言ってアハハと笑っていました。




その失敗作を食べて父がどんな反応をしたか。

どんなデコレーションに仕上げられたケーキだったか。


そういった事は全く覚えていません。



強烈に覚えているのは、その固い失敗ケーキが、ものすごく美味しかったこと。

今思い出しても不思議ですが、とびきり美味しくて


翌日 学校から帰る道すがら、

昨日のあのケーキ、まだ残っているかなぁ

もう、無くなっちゃったかなぁ?



と考えながら歩いたこと。






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私が元来食いしん坊であるというエピソードの一つに過ぎないのかもしれませんが(笑)


昔から色んなものに挑戦して手作りしてくれる母だったので、もっと上手に作ってくれたケーキもあったはずです。



記憶って不思議なものです。



いつしか自分も母となり、子供のために日々料理し、時々おやつも作る、それが当たり前の毎日。


そうして成長した子供たちが、頭と心の片隅に残してくれる母の味は、一体どんなものだろう。





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そういえば、

幼稚園で最後の発表会のとき

わたし、うさぎさんの役やったなぁ



そうだ あのあと



うさぎさんが乗っかったケーキを食べたっけ。




あのケーキ、


美味しかったなぁ!






…なんて。


私が作ったのはただの飾りに過ぎないし、
食べてしまえば一瞬で消えてしまうけれど

もしかしたら



もしかすると!




…記憶には残るのかもしれない。




…残らないかもしれない(笑)




でも とにかく 心を込めて作ろう。





だって何が記憶に残るかわからないしね。

ひとつひとつを大切に。



そんな風に思わせてくれた、チョコプレート作りでした。


ご注文、ありがとうございました!
by naoroll | 2011-03-07 14:17 | チョコプレート/アイシング
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